りんごでむし歯や口臭を予防!歯に良い効果と食べ方

りんごを食べる男の子

こんにちは。
湘南台中央デンタルクリニック、院長の節です。

りんごが健康に良いことは知られていますが、お口の健康にも効果があることをご存じですか。
6月28日は「JAZZ(ジャズ)りんごの日」です。ニュージーランド産のブランドりんご「JAZZ™りんご」が2011年6月28日に日本へ初めて入荷されたことを記念して、T&G Japan株式会社が制定しました。
今回はこの記念日にちなんで、りんごがお口に与える健康への嬉しい効果をご紹介します。

りんごがお口の健康に良いとされる栄養素

りんごには、お口のトラブル対策に役立つさまざまな栄養素が含まれています。ここでは、代表的な3つの栄養素とその働きをご紹介します。

「ポリフェノール」が口臭を防ぐ

りんごに含まれるポリフェノールには、口臭の原因となる「メチルメルカプタン」(卵が腐ったようなニオイのもとになる成分)の生成を抑える働きがあります。特に、ポリフェノールは皮の部分に多く含まれているため、皮ごと食べるのがおすすめです。

「食物繊維」が歯の汚れを落とし、粘膜を保護する

りんごは食物繊維が豊富なため、よく噛んで食べることで歯の表面の汚れを落とす「自然のブラッシング効果」が期待できます。
また、りんごに含まれる水溶性食物繊維の一種「ペクチン」には、荒れたお口の粘膜を保護する働きがあります。乾燥しやすいお口の保湿効果もあり、お口の環境改善にも効果的です。

「ビタミンC」が歯ぐきの炎症を抑え、歯周病を予防する

りんごに含まれるビタミンCは、歯ぐきの基盤となるコラーゲンの生成を助けます。また、炎症を抑える作用もあるため、歯周病の予防にも効果的です。ビタミンCは皮に多く含まれているため、皮ごと食べるのがおすすめです。

栄養を効率的に引き出すりんごの食べ方

りんごはそのままでも栄養が豊富ですが、食べ方やほかの食品と組み合わせることで、より効率的に栄養を摂ることができます。

皮ごと食べる

ポリフェノールや食物繊維、ビタミンCなどの豊富な栄養素を余すことなく摂るには、りんごを皮ごと食べることがおすすめです。
皮ごと食べると噛む回数が自然に増え、唾液の分泌も促進されます。唾液にはお口の中を洗い流す自浄作用があり、むし歯や歯周病、口臭の予防に役立ちます。また、唾液にはむし歯の原因となる酸を中和する働きもあります。さらに、皮や果肉のしっかりとした歯ごたえにより、歯や歯ぐき、顎を強くする効果も期待できます。
なお、噛む力が弱いお子様や高齢者の場合は、輪切りにすることで皮ごと食べやすくなります。

加熱して食べる

りんごを加熱調理すると、食物繊維の一種であるペクチンが増え、効率的に摂取できます。
焼きりんごやコンポートがおすすめです。ただし、ポリフェノールは加熱し過ぎると減少してしまうため注意が必要です。

ヨーグルトと合わせる食べ方もおすすめ

お口の中には、腸と同じように善玉菌が存在し、お口の健康維持に役立っています。
りんごの食物繊維には、この善玉菌を増やす働きがあります。さらに、ヨーグルトと一緒に食べると乳酸菌の作用が加わり、お口の環境が整います。その結果、歯周病菌の増殖を抑える効果も期待できます。

食事の工夫と定期歯科検診でお口の健康を守ろう

むし歯や歯周病を予防するには、毎日のセルフケアに加えて、歯科医院で定期的に歯科検診を受けることが大切です。それに加え、りんごを取り入れるなど、食事も工夫してみましょう。
当院では、歯科検診や歯のクリーニング(PMTC)に加え、栄養相談も行なっています。食事の内容や時間、食べ方を一緒に見直すことで、ご自身では気付きにくい生活習慣の改善点が見えてくることもあります。お一人おひとりに合わせた食事療法のご提案も可能ですので、お気軽にご相談ください。

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